新春のごあいさつ

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 新年あけましておめでとうございます。
 旧年中は、たいへん多くのお客様に“函館朝市”にご来場いただき、厚く御礼申し上げます。

 さて、昨年は、ひと段落した北海道新幹線の開業効果に象徴されるように観光関連の交通・施設の落ち込み、スルメイカを中心とする海産物の不漁や農産物の高騰など函館朝市においても苦しい一年でございました。反面、依然増加が続く訪日外国人旅行者においては、インバウンド消費の拡大にまだまだ開拓の余地があると感じているところでもあり、函館初となる国内線LCCバニラ・エアの成田線の就航には、その状況に拍車の掛かる勢いでございます。
 他方では、10月に衆議院総選挙が実施され、自民党の圧勝により、安倍政権一強時代の継続が果たされましたが、世界においては、北朝鮮の核・ミサイル問題やシリアの化学兵器による空爆、それに端を発した米中会談や米ロの対立、そして、日米・日露・日中と日本をとりまく関係性に何かと問題が山積した一年でもありました。政府には、外交問題は勿論のこと消費税増税やアベノミクスによる経済政策など各施策において成果が問われる第4次内閣で、一つずつ着実に歩を進めていただきたいものでございます。

 当連合会(通称“函館朝市”)におきましては、2月の『光の夜市~朝市キャンドルナイト~』を皮切りに、3月には『函館朝市・北海道新幹線開業一周年記念セール』、夏場には『函館朝市デスティネーションキャンペーン』を実施し、9月には例年「はこだてグルメサーカス」と連携して実施しております『市民感謝祭』を開催し、そして、暮れには『歳末大売り出し』と大晦日まで賑わいを博すことができました。又、4月からは地域貢献(CSR)の一環として新たなる事業「おでかけリハビリ」をスタートさせ、たくさんの参加者に喜んでいただいているところでございます。どの取り組みも大変有意義なものとなり、これも偏に、ご理解並びにご高配をいただいた皆様方のお力添えの賜物と、この場をお借りして感謝・御礼を申し上げます。

 本年は、北海道新幹線の開業効果には引き続き一服感があるものの、タイのLCC就航やクルーズ船岸壁整備事業の着工など観光業界においては、まだまだ期待を抱かせる環境下でもございます。その追い風を継続的に活かしていくのも、まずはたくさんの地元の皆様にお越しいただき、その活況を観光客の皆様にも楽しんでいただくことが重要ではないかと感じておるところでもございます。その為にも、様々な取り組みを今よりもさらに積極的に展開していかなければならないと存じますので、どうか、引き続きのご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

 最後になりますが、当連合会では、笑顔が絶えずクレームの無い明るい朝市を目指し、『函館朝市・推奨店五ヵ条』を制定いたしました。

  一、推奨店は、強引な客引きは致しません。
  一、推奨店は、親切な接客態度に努めます。
  一、推奨店は、商品と価格の説明をしています。
  一、推奨店は、名刺などの連絡先を渡しています。
  一、推奨店は、元気と笑顔を絶やしません。

 ここ数年、非加盟店との差別化が図られ、“加盟店の特徴”となってきております<函館朝市・推奨店五ヵ条>を引き続き前面に打ち出し、サービス向上へ積極的に取り組んで参りますので、今後も是非注目していただきたいと存じます。
 本年も、たくさんのお客様のご来場を心よりお待ち申し上げますと共に、皆様方の“函館朝市”への更なるご愛顧をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

平成30年1月1日  

函館朝市協同組合連合会
理事長 井上 敏廣